ウエストシェイプにはお腹を膨らます!

パーソナルトレーナー駆け出しのころ

私のトレーナーとしての活動は、今から16年前。
全国展開する都内のトレーニングジムから始まりました。
体育大では、最先端の情報をもとに、基礎を身につけていたわけですが、トレーナー活動するのは、初めてのことで、とにかく日々の研修を必死で受けていたことを思い出します。

そこで、良く言われたフレーズ。
「はい、お腹の力抜けた!お腹締めて‼︎」

トレーニングの現場では、お腹を締めることを強調する機会がとても多いです。
筋力トレーニングもピラティスもヨガも締めることを強調します。

ただ、そこで思っていた疑問…。

「お腹ってそもそも膨らむものでもあるのに、凹ましてばかりで大丈夫なの?」

そんなことを思いつつ、言われるがままにトレーナーとしての基礎を身につけていたように思います。

お腹を膨らませる意味

人間は、呼吸をするとお腹が膨らみます。

さらに言うと、呼吸をすると、あばら骨(下部肋骨)が広がると同時に、横隔膜が下へ沈みます。

さらにさらに言うと、あばら骨は前だけでなく、後ろにも広がります。

しかしながら、このあばら骨が後ろへと広がる動きが出来なくなっている人が、とても多いです。
なので、「お腹を締める」「肋骨を締める」このことばかり強調していると、あばら骨の前面もですが、特に後面がうまく広がらず、横隔膜を使った呼吸ができなくなってしまいます。

呼吸と免疫

①酸素と呼吸と免疫
以前、こちらでも触れましたが、免疫を高める上で、酸素は大切です。
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しかし、肋骨、横隔膜をきちんと使った呼吸ができていなければ、酸素はしっかりと運搬されません。

ゆえに、各細胞に酸素が運べず、体を修復できなくなってしまうわけですね。

②自律神経と呼吸と免疫
このように、肋骨、横隔膜が使えていない呼吸している体は、常に力んだ状態にあります。

免疫とは、リラックスしているときに主に働くものです。
自然でリラックスした呼吸を身につけることで、免疫系も正常に働き出します。

お腹が膨らめばウエストシェイプも可能

上記にも書いたように、あばら骨の後ろ側が膨らまない状態とはすなわち…。

あばら骨の前が「ぱっかーん!」している状態。

ぱっかーんすれば、お腹もぱっかーん!
と、広がってしまいます。

なので、逆に考えて、あばら骨の後ろ側が膨らむ人は、あばら骨の前が締まりやすくウエストも締まりやすい。ということですね!

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